しつけとは

 家庭犬としてのしつけとは、飼い主と犬がコミュニケーションをとりながら、『人間社会で共に暮らすためにすべきこと』を学ぶことです。犬に学ばせるだけでなく、飼い主も犬の習性を学ばなければいけません。犬がなぜ今の行動をとっているのかを考え、こちらが求める行動に導いていく必要があります。
 飼い主と犬の関係は、主従関係より親子関係に近いと言われています。飼い主が『ボス』になって、力や威圧感で言うことをきかせるのではなく、犬が安心して生活できる環境を提供しながら、飼い主が求める行動を、犬が分かるようなやり方で、根気強く教え導いていきましょう。

どんなしつけが必要?(しつけの一例)
  • スワレ、フセ、マテ
     動かないためのトレーニングです。犬を落ち着かせ、飛び出し等の事故を防ぎます。
     
  • 脚側
     飼い主の横(基本的に左側)につくトレーニングです。散歩などで役に立ちます。
     
  • オイデ(呼び戻し)
     離れた所にいる飼い主の近くまで来るトレーニングです。逃げ出してしまった時にも役立ちます。
     
  • トイレトレーニング
     所かまわず排泄しないよう、所定の場所または合図で排泄できるようにしましょう。
     
  • クレートトレーニング
     クレートの中に入り、落ち着いて過ごすトレーニングです。移動時や、災害発生時の避難所で役に立ちます。
しつけに困ったら

犬のトレーナーやかかりつけの動物病院等、プロに早めに相談しましょう。
動物愛護センターでは、イベント等で犬のしつけ方教室を開催している他、相談ダイヤルでも犬の飼い方に関するご質問を受け付けています。
(リンク:相談ダイヤル)

しつけのやり方

(動画準備中)