子どもを対象とした生命尊重教育『いのちの教室』

 動物愛護センター「アニマルフレンズ熊本」では、動物の習性を学び、動物の気持ちになって考えたり、心臓の音を聞いて「いのち」を感じる等のプログラムを通じて、「生命の尊さ」に気付き、「動物との共生」への理解を深め、自らの「責任」について考えることができる心の育成を目指す、『いのちの教室』を実施しています。

プログラム概要

 アニマルフレンズ熊本職員が学校に伺う「出張型」と、受講者がアニマルフレンズ熊本に来所し、見学やプログラムに参加する「来所型」を選択できます。年齢等を考慮し、最も効果的と思われるプログラムを依頼者と調整します。

プログラム名 主な対象 内容・ねらい
(1)いのちの教室 小学校低学年
(1~2年生)
・心臓の音を聞き、命について考える。
・犬と仲良くするためのふれあい方を学ぶ。
・犬の飼い方について考える。
小学校高学年
(3~6年生)

【プログラムⅠ】
〇私たちと動物の関わり(気づき)
 ・身近な動物について振り返り、動物と人間の関わりについて考える。
〇「いのち」を感じる(実感)
 ・「生きている」とはどういうことか考える。
【プログラムⅡ】
〇動物と私たちの「いのち」は同じ(共感)
 ・動物と私たちにどんな共通点があるか考える。
 ・動物たちの「ニーズ」を知る。
 ・動物の気持ちを考える。
〇動物たちのために私ができること(責任)
 ・動物たちのためにしなければいけないことを学習する。

(2)アニマルフレンズ熊本について学ぼう

 

共通 当所の業務を紹介した後、実際にバックヤードから動物の収容状況を見学してもらう。
※下線部は「来所型」に限る。
小学校低学年
(1~2年生)
絵本「ずっとなかよし」を読み、私たちがアニマルフレンズ熊本の動物たちのためにでいることを考える。
小学校高学年
(3~6年生)
アニマルフレンズ熊本に収容される動物をゼロにする作戦を考える。

 

  •  一部プログラムでは、ご要望に応じ動物愛護センターの保護犬猫の参加も可能ですが、犬猫の体調によっては参加できない場合があること、児童とのふれあいはできないことをご了承ください。
     なお、「来所型」を選択いただきました場合、追加体験プログラムとして、保護犬猫の見学やお世話体験が選択可能となりますので、児童と保護犬猫との交流を希望する場合は、是非「来所型」をご検討ください。
<アニマルフレンズ熊本ならではの追加体験プログラム例>
プログラム名 内容

保護犬・猫の見学

一般ルートで収容動物を見学

バックヤードツアー

動物の収容状況を関係者通路側から見学

お世話体験

ブラッシング、お散歩、お皿洗い、ご飯の準備など

申込方法

 概ね1か月前までに、動物愛護センターへメールかファックスで申込書をご提出ください。 
メール:dobutsuaise@pref.kumamoto.lg.jp
ファックス:0964-27-8782