猫を飼うということ

写真:猫

猫の寿命は、15年程度と言われています。長生きの猫であれば、20年以上生きることもあります。
猫を飼うということは、猫が生涯を終えるその時まで、責任をもって面倒を見るということです。
 飼い始める前に、その15~20年間に、家庭環境の変化で飼えなくなることはないか、生涯で150万円以上と言われている飼育費用が負担できるか、日々の掃除・餌やり等の世話を毎日欠かさずできるかなど、家庭でよく検討してください。
 最期まで猫が健康で快適に暮らせるように、また、地域や周囲の人達に迷惑をかけないように飼うことができると判断して初めて、猫を迎えましょう。

猫の飼い主がすべきこと

完全室内飼いをしましょう

猫の健康と安全のために、完全室内飼いをしましょう。

屋外は、ノミやダニ、感染症、他の猫とのケンカ、交通事故、虐待など、猫の生命を脅かす危険に溢れています。屋外で暮らす野良猫は、寿命が3~5年程度と非常に短命です。飼い猫であっても、屋外に出る個体は完全室内飼いの個体に比べ寿命が2年以上短いと言われています。
 飼育環境を整え、飼い主がコミュニケーションを取ってあげることで、完全室内飼いでも猫は幸せに暮らすことができます。
 また、猫は狭い隙間を通ることが得意です。頭が通る幅があれば、簡単に脱走します。脱走対策もきちんととりましょう。

室内飼いの環境整備は、下記チラシを参考にしてください。

避妊去勢手術をしましょう

 猫の繁殖力は凄まじく、試算上は、1匹のメス猫から3年で2000匹に増えてしまいます。
 子猫が生まれることを望まない場合は、避妊去勢手術をしましょう。

詳しくはリンク先をご覧ください。
 【避妊去勢手術のすすめ】

所有者明示をしましょう

 室内飼いであっても、脱走して迷子になる猫が後を絶ちません。
 万一の脱走に備え、迷子札やマイクロチップなどで、飼い主が誰かわかるようにしておきましょう。

詳しくはリンク先をご覧ください。
 【迷子対策をしましょう】