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2024年5月9日
令和6年度 飼い主のいない猫の避妊去勢手術支援事業を実施します!
飼い主のいない猫の避妊去勢手術を実施します!
熊本県では、“人と動物が共生するくまもと”の実現を目指し、飼い主のいない猫によるトラブルの防止や地域猫活動の推進のため、県内(熊本市内を除く。)に生息する飼い主のいない猫の避妊去勢手術を動物愛護センターの獣医師が無料で実施します。
※ 事前予約が必要となります。
※ 県では、これまで飼い主のいない猫対策として補助事業を実施してきましたが、事業の実施方法を変更し、新たな動物愛
護センター「アニマルフレンズ熊本」(宇城市)において避妊去勢手術を実施(無料)することとしました。
実施期間など
・ 期間 : 令和6年6月~令和7年3月
・ 内容 : 避妊去勢手術
・ 場所 : 熊本県動物愛護センター「アニマルフレンズ熊本」(宇城市松橋町東松崎701-4)
・ 費用 : 無料
各対象(者・猫)について
〇 対象者 : 熊本県内(熊本市内を除く。)に生息する飼い主のいない猫を減らすという活動目的を共有し、かつ、活
動地域における飼い主のいない猫の頭数や生息個体情報等を継続的かつ適正に管理することができる2人
以上の成人による活動組織又はグループ
※ 同一世帯のみで構成される活動組織又はグループは対象となりません。
※ 当事業の趣旨を十分にご理解いただいた上で、当事業の利用をお願いいたします。
〇 対象猫 : 熊本県内(熊本市内を除く。)に生息する飼い主のいない猫
※ ペットや飼い主がいる猫は対象外ですので、事前に対象猫に飼い主がいないことを確認してください。
※ 手術実施済みの猫(さくら猫等)についても対象外となります。
※ 手術に適さない(けが・病気をしている、元気がない、体重1.2kg未満等)と判断される場合には、受付を行った場合
でも、手術せずに返還することになりますので、あらかじめご了承ください。
※ 猫の返還時は、手術実施済みである証として、さくら耳にした状態で返還を行いますので、あらかじめご了承くださ
い。
依頼受付期間
〇 令和6年(2024年)5月9日(木曜日)から令和7年(2025年)2月28日(金曜日)まで
【 重要!! 】
・現在、当初予定していた手術頭数を大幅に上回る依頼があっており、今後も継続して依頼を受け付けた場合、手術
が実施できない可能性があるため、9月末時点で、一度依頼の受付を停止させていただきます。
なお、受付の再開については、当方で調整の上、再開の目途が立ち次第、ご案内をさせていただきます。
ご迷惑をお掛けいたしますが、皆様のご理解をお願いいたします。
提出書類(依頼書類)について
・ 当事業のご利用にあたっては、事前に以下の依頼書類を作成の上、主たる活動地域を所管する保健所へ提出をお願いい
たします。
【 依頼書類 】
(1) 避妊去勢手術支援依頼書(第1号様式)
(2) 活動地域の見取図及び管理している猫の一覧(第1号様式別紙1)
(3) 飼い主のいない猫の避妊去勢手術支援依頼に係る確認書(第1号様式別紙2)
※ 依頼書提出後に依頼内容に変更があった場合は、別途以下の書類の提出をお願いします。
(1) 避妊去勢手術支援変更依頼書(第2号様式)
(2) 管理している猫の一覧、活動者人数及び活動者名簿(第2号様式別紙1)
(3) 飼い主のいない猫の避妊去勢手術支援依頼に係る確認書(第1号様式別紙2)
手術実施日程(予定)
・ 手術日は基本的に水曜日となります。
・ 手術は事前予約制のため、予約枠が埋まり次第、受入れをお断りさせていただく場合があります。
※ 猫をセンター又は保健所に連れてきていただくのは、手術日の前日です。
※ 手術後の猫の引き取りは手術日の翌日です。
※ やむを得ない事情等により、実施日程が変更または中止になる場合があります。
事業全体の流れについて
(1) 依頼書類を作成のうえ、主たる活動地域を所管する保健所へ提出ください。
(2) センターより、手術実施日等のお知らせのための連絡をさせていただきます。
(3) 猫の搬入日(手術日の前日)までに猫を捕獲いただき、あらかじめ指定された時間及び場所へ猫の搬入をお願いいた
します。
(4) 動物愛護センターにて、猫の避妊去勢手術を行います。
(5) 手術の引取日(手術日の翌日)に、指定された時間及び場所まで猫の引取をお願いいたします。
(6) 猫の引取後、猫を元の場所へ放してください。
※ 猫は捕獲器に入れた状態で搬入してください。(捕獲器以外での搬入は受付できません。)
※ 猫の搬入時に、本人確認ができる書類(運転免許証、保険証等)を必ず持参してください。
※ 搬入場所(センター又は保健所)に到着したときは、到着した旨を搬入場所に電話で伝え、搬入手順について指示
を仰いでください。
※ 絶対に猫を施設内に連れ込まないでください。
捕獲器について
対象猫は、捕獲器に入れた状態で搬入してください。捕獲器以外のキャリーバックなどでは受付できません。
捕獲器の扉は、カラビナ等で留めてください。
捕獲器の下部外側にペットシーツ等を敷き(給水できるほうが内側)、テープ等で固定したうえで搬入して下さい。
※ 動物愛護センター及び保健所では、捕獲器の貸出しは行っておりません。捕獲器については、貸出しを行っている市
町村等もありますので、お住まいの市町村等へお問い合わせください。なお、県では、地域猫の導入に取り組む自治
会等の活動費に対する補助事業(地域猫活動支援補助金)も実施しておりますので、そちらの補助金の活用もご検討
いただければと思います。(補助金の交付を受けるには、自治会等からの事前の申請が必要となります。)
地域住民の皆様へお願い
・ 飼い猫が誤って捕獲されないよう、飼い猫は屋内で飼育するようお願いします。
・ 捕獲のために設置している捕獲器には触らないようにお願いします。
・ 飼い猫には、必ず首輪や迷子札などを付けてください。
TNR活動とは
「T N R活動」とは、Trap(トラップ)・Neuter(ニューター)・Return(リターン)を略した言葉で、飼い主のいない猫
を捕まえ(Trap)不妊去勢手術を行い(Neuter)元の場所に戻す(Return)ことです。(T N Rが済んだ猫は、目印のために
耳先にV字型のカットを施します。)
飼い主のいない猫の不妊去勢手術を行うことで、猫の数が増加するのを防ぐことができます。
それによって、発情による鳴き声、糞尿被害を軽減することができたり、病気や交通事故などで命を失う不幸な猫を減らす
ことが期待できます。