動物を飼うために知っておきたいこと

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動物を飼うために知っておきたいこと

 全国の自治体では、法律に基づく野犬(未けい留のものを含む)の捕獲と保健所などでの犬、ねこの引取業務を行っています。その内の一部は元の飼い主のもとへ返還されたり、新しい飼い主へと譲渡されますが、残された動物はやむをえず殺処分されることになります。
 多くの動物が家族の一員として大切に育てられる一方で、安易な飼育や不用意な繁殖により、このような不幸な側面が生まれていることも事実です。動物を飼う際には、様々な責任が伴うことをしっかりと考えて飼うようにしましょう。

目次:

終生飼養

動物を飼うことは、その命に最期まで責任を持つということです。 安易な気持ちで飼い始めると、その動物はもちろん、飼い主にとっても不幸な結果を招く可能性が高くなります。 経済的な負担、引っ越しや子どもの進学など家庭環境の変化等をしっかりと考慮したうえで飼うようにしましょう。

終生飼養イメージ

適正飼養

動物は、本来、野生の環境で生きていたものです。 人間社会の中で生きていくためには、人間社会のルールに従う必要があります。 動物は自ら人間社会のルールを学ぶことができないため、それを教えることは飼い主の義務になります。
そのため、適切なしつけを行い、周辺に迷惑をかけないようにすることが必要です。 また、清潔な環境で適切な給餌給水を行い、動物がストレス無く暮らすことができるよう努力することも、飼い主の義務です。

適正飼養イメージ

ペットを飼う際のチェック項目

ポイント1:あなたの住まいはペットを飼える住居ですか?転居や転勤の予定はありませんか?
ポイント2:あなたの飼いたいペットはあなたのライフスタイルに合っていますか?
ポイント3:あなたの家族は全員動物を飼うことに賛成していますか。
ポイント4:家族に動物アレルギーを持っている人はいませんか。
ポイント5:毎日欠かさず世話に手間と時間をかけられますか?
ポイント6:あなたの体力で世話のできるペットですか?
ポイント7:近隣に迷惑をかけないように配慮できますか?
ポイント8:ペットの一生にかかる費用を考えてみましたか?
ポイント9:生涯にわたる計画をたててみましたか?
ポイント10:万一、飼えなくなったときのことを考えていますか?

動物に関する法律

動物に関する法律のうち、代表的なものは「動物の愛護及び管理に関する法律」と「狂犬病予防法」です。 それぞれについて、詳しくは、下のボタンをクリックしてご覧ください。

動物の愛護及び管理に関する法律
目次:

法律制定の背景

この法律の前身である「動物の保護及び管理に関する法律」が制定されたのは昭和48年(1973年)です。 それまで、日本には動物に関する総合的、統一的な法律はありませんでした。 その後、平成11年(1999年)に「動物の愛護及び管理に関する法律」と改称され、平成24年(2012年)の改正を経て現在に至っています。 法律の制定、改正にはその当時の社会情勢が反映され、現在の動物愛護の気運の高まりの中、 動物取扱業への規制など種々の施策が追加されています。

法律の概要(構成)

詳しい内容については環境省ホームページをご覧ください。

  1. 基本原則
  2. 動物を適正に扱うガイドライン
  3. 動物の飼い主の責任
  4. 周辺の生活環境の保全
  5. 動物取扱業の規制
  6. 危険な動物の飼養規制
  7. 犬及びねこの引取りなど
  8. 動物愛護週間と普及啓発
  9. 国や地方自治体の取組み
  10. 罰則

熊本県動物の愛護及び管理に関する条例

熊本県では、「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づき条例を定めています、条例は、 動物の愛護、適正な取扱い及び管理に関し必要な事項を定めることにより、県民の動物愛護の意識の高揚、 動物の健康及び安全の保持並びに動物による人の生命、身体又は財産に対する侵害の防止を図ることを目的としています。
PDFファイル 条例全文(PDF 214KB)

※ 熊本県では、この条例により犬を繋いで飼うことを定めています。
  散歩の際も含めて犬は必ず繋いで飼い、人に咬みついたりしないようにしてください。
※ 動物を飼う際は、きちんとしたしつけを行い、周りに迷惑をかけないようにしてください。

熊本県動物愛護管理推進計画

熊本県では、「動物の愛護及び管理に関する法律」に基づき、平成20年(2008年)に「熊本県動物愛護管理推進計画」を定めました。 その後、平成24年(2012年)9月に法律が改正されたため、法改正の内容を反映させるとともに、本県の現状と課題に即した取組みの充実・強化を図るため計画の見直しを行い、平成26年(2014年)3月に第2次計画を策定しました。 詳しくは以下のファイルをご覧ください。

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狂犬病予防
目次:

狂犬病とは

病原体

狂犬病ウイルス rabies virus

  1. 狂犬病は、有効な治療方法がないため、発症するとほぼ100%死亡します。全世界で毎年約5万5千人が亡くなっています。
  2. 狂犬病が発生していない国(地域)は10カ国(地域)程度しかありません。
  3. 狂犬病の発生状況(PDF 1.04MB) (厚生労働省のHP)
  4. 狂犬病の潜伏期は、1~3か月と長い期間があります。

感染動物

すべての哺乳類(犬、ねこ、コウモリ、アライグマなど)
※アジアでの特徴

  1. 地方都市や辺境地での、発症が多い
  2. 感染源の95%が犬
  3. 感染源の犬のうち70%が飼い犬、90%がワクチン未注射犬

感染経路

感染している動物の唾液に含まれるウイルスが侵入することにより感染します。 咬まれた場合はもちろん、傷口をなめられた場合も感染します。 また、通常は、ヒトからヒトに感染することはなく、患者から感染が拡大することはありません。

狂犬病予防法について

法律制定の背景

狂犬病予防法は、昭和25年(1950年)に制定されました。 当時、戦後の混乱期の中、狂犬病が流行しており(制定年の犬の発症867件、人の発症54人)速やかな対策が望まれていました。 法律の成立により、発生数は減少を続け、昭和32年(1957年)以降、日本では、国内で感染した動物、 またそれを介して人が狂犬病となった事例は、発生していません。

                                                                   
法律の概要

この法律は大きく分けて予防のための対策と発生した際の対応の二つの内容から構成されています。現在、国内では狂犬病の発生がないことから、現在は予防に重点を置いた施策がとられています。

  1. 犬の登録
    生後91日以上の犬の飼い主には、市町村役場で犬の登録が義務付けられています。また、登録時に交付される犬鑑札の着用が義務づけられています。
  2. 狂犬病予防注射
    この病気は、発病した動物、特に犬に人が咬まれることなどで感染します。 そのため、生後91日以上の犬の飼い主には、毎年1回の狂犬病予防注射を受けさせることが義務づけられています。 予防注射を行った犬には狂犬病注射済票が交付され、着用が義務づけられます。
  3. 犬の捕獲、抑留
    犬鑑札や注射済票は、狂犬病予防対策を行っていることを示すものです。 よって、犬鑑札及び狂犬病予防注射済票を着用していない犬については、 対策がとられているか不明であるため、都道府県が捕獲、抑留を行うことが義務づけられています。

海外での注意事項

平成18年(2006年)にフィリピンで狂犬病に感染した方が帰国後発症し亡くなられるケースが2件発生しました。 旅行などで海外へ出かける際は、一部の国(地域)を除き、狂犬病に感染しないため、以下の2つのことを守ってください。

  1. 滞在中にむやみに動物に手を出さない
  2. 滞在中に動物に咬まれた場合には、
    1. すぐに傷口を石けんと水でよく洗う
    2. 現地医療機関を受診し、傷の手当てと狂犬病のワクチン注射を受ける
    3. 帰国時に検疫所(健康相談室)に申し出る
※ワクチンについて

狂犬病にかかっている動物に咬まれた後、速やかにワクチン注射(間隔を空けて6回注射)をすることにより発症を防ぐことができます。 また、ワクチンの事前注射もできますが、間隔を空けて3回注射する必要があり、十分な効果を得るには6ヶ月程度かかります。 なお、事前注射を行っていた場合でも、咬まれた場合はワクチン注射が必要になります(注射していない場合より回数は減ります)ので、 事前注射は動物との接触が避けられない場合や、近くに医療機関がない場合などの場合に推奨されています。

狂犬病に関する情報が掲載されているホームページ

  1. 厚生労働省ホームページ(狂犬病関係)
  2. 厚生労働省検疫所ホームページ(渡航者向け感染症情報ホームページ)

問い合わせ先

  • 県庁健康危機管理課
        感染症対策班(人について) 電話:096-333-2240
        乳肉衛生班(動物について) 電話:096-333-2248
  • 熊本県保健所
    保健所 住所 電話番号
    有明保健所 玉名市岩崎1004-1 0968-72-2184
    山鹿保健所 山鹿市山鹿465-2 0968-44-4121
    菊池保健所 菊池市隈府1272-10 0968-25-4135
    阿蘇保健所 阿蘇市内牧1204 0967-32-0535
    御船保健所 上益城郡御船町辺田見400 096-282-0016
    宇城保健所 宇城市松橋町久具400-1 0964-32-0598
    八代保健所 八代市西片町1660 0965-33-3198
    水俣保健所 水俣市八幡町2-2-13 0966-63-4104
    人吉保健所 人吉市寺町12-1 0966-22-3107
    天草保健所 天草市今釜新町3530 0969-23-0172
  • 熊本市の機関
        熊本市保健所(人について) 熊本市大江5-1-1 電話:096-364-3185
        熊本市動物愛護センター(動物について) 熊本市小山2-11-1 電話:096-380-2153